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スタッブス(Stubbs、1997年4月12日-)は、1997年7月からアラスカ州マタヌスカ・スシトナ郡のタルキートナで「名誉市長」を務めるネコである。 2013年時点でも市長の職にあり、市庁舎はタクシーや手紙が溢れ、毎日30人から40人の観光客(その大部分は、マッキンリー山等、アラスカ州の他の目的地を訪れる途中である)が訪れる観光地となっている。町は「歴史的地区」のみのため、スタッブスの地位は名誉的なものである。 1997年、Nagley's General StoreのマネージャーLauri Stecは、駐車場で子猫のたくさん詰まった箱の中にスタッブスを見つけた。持ち主は子猫を譲り、尾がなかったことから、Stecはスタッブスを選んだ〔Mayor of Alaska village walks on four paws at CNN.com, by Holly Yan; posted July 17, 2012; retrieved July 17, 2012〕。 スタッブスの選出については一般に、人間の候補者には適任者がおらず、一部住民がスタッブスへの投票を呼びかけたところ当選した、といった紹介がなされている〔土方細秩子「アラスカで市民に愛され15年 ネコ市長は観光PRで大人気」『サンデー毎日』毎日新聞社、2012年8月5日、29ページ。〕。しかし、NPRによると、「この小さな町には本当の市長がおらず、従って選挙もなかった」ため、この猫は投票で市長に選ばれることはできなかった。Nagley's General Storeは、現在ではスタッブスの市庁舎の役割も果たしている。 2013年8月31日、スタッブスは犬に襲われた。3日後、スタッブスは動物病院で重い鎮静状態から回復し、肺破裂と胸骨骨折に苦しんだと報じられている。スタッブスを襲った犬は発見されなかった〔http://www.ktuu.com/news/ktuu-talkeetna-mayor-stubbs-is-clawing-to-life-20130902,0,7037636.story〕。クラウドソーシングのホームページは、スタッブスの医療費の支援を立ち上げた〔http://www.indiegogo.com/projects/save-stubbs-the-cat-mayor-of-talkeetna?show_todos=true〕。 毎日午後、スタッブスはイヌハッカを満たしたワイングラスで水を飲む。 ==出典== 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スタッブス (猫)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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